冒険者学園の石化トラップダンジョン(初級) - 5/6

ザーメン小僧

「ロッツ……。なんて、醜い姿に……」

一人残されたセイシロウは、変わり果てた仲間たちを見回し、途方に暮れていた。
格闘家のセイシロウには解除魔法は使えない。石化解除のアイテムも持っていない。
仲間を助けるには、彼らをおいて助けを呼びにいくしかない。
(でも、仲間を見捨てるのが罠の条件かも……)
動くに動けず、3体の石像の間に立って呆然と彼らを観察する。

ふと、股間に違和感を覚え、目を落とす。道着越しにもわかるほど、セイシロウの性器は勃起していた。

「あ、あれ?俺、なんで……」

抑えようと手を添えると、心地よい刺激が走る。そういえば、ここのところ自慰をしていなかった。
加えて、仲間たちの無残な最期を目の当たりにして、セイシロウの精神状態も少しおかしくなっていた。ロッツはショックが恐怖へ変わったが、セイシロウは性欲に変換されていたのだ。

再び石像へ目をやる。人間だったころの凛々しい彼らと、間抜けな石像になって汚物を垂れ流す今の姿が、セイシロウの脳内で重なり合う。そのギャップに、興奮する。

「ラピス、メルド、ロッツ……。無様だ。最高に、無様で、……エロいっ」

自覚してしまうと抑えが利かなくなる。息も荒く股間を揉みしだく。
心身ともに健康なセイシロウは性欲も旺盛だ。それなのに真面目な性格のためにオナニーを極力控えていたので、人並みならぬ性欲が金玉の中へ溜まりにたまっていた。
その性欲が、爆発した。

「もっ、我慢できねっ!」

ダンジョンの中だというのに下着とズボンをずり下げ、大ぶりのペニスを引きずり出す。荒い息を吐いてラピスに近づき、蕩けた顔でチンコを扱き始める。

もはや仲間たちは皆石に成り果てた。ダンジョンの中で仲間をオカズにマスをかいても、咎める者はいない。

だが、セイシロウは大きな思い違いをしていた。

(ひっ、な、何やってんだよセイシロウ!?なんでチンコ出してんの?)

石になった仲間たちには、意識も視覚も聴覚もはっきりと残っていたのだ。

「お゛っ、おっ!あのラピスが、こんな間抜け面で、ちんこ丸出しで、小便垂れ流してる!あっ、あっ、あ゛っ♡」

そうとは知らないセイシロウ。油断しきって独り言も喘ぎ声もダダ洩れ。すべてオカズ本人に聞かれている。

(う、うえぇ!?お、オレでシコってんのかよこいつ!ふざけんなよ、きめぇ!)

下衣をずり下げ、ガニ股でオナニーに励むセイシロウ。とろんとした顔を隣に向けると、ブリブリと糞を垂れ流す苔むした美少年が目に入った。ガニ股でちんこを扱きつつ、隣に平行移動する。

「う、うんこ。メルドのうんこ。うっ、くさい!こ、こいつ、こんな、女みたいな顔して、こんな、汚くて臭いうんこ、ぶら下げて……あ、ああ゛っ♡」

ちんこを扱きながら屈みこむ。垂れ下がったバナナ糞や尻の穴を間近で観察し、性器を握る手を一層激しく動かす。セイシロウの荒い鼻息が、メルドの尻に吹きかかる。

(ひいっ!?セイシロウくん、どうしちゃったの!?そんな近くでウンチ見ないで、嗅がないで!んひっ!生暖かい息がウンチを揺らしてる!んお゛っ!止まらない!セイシロウくんに見られてるのにウンチ止まらないぃーっ!!おほぉ゛っ♡)

セイシロウは体を捻り、ガニ股歩きで今度はロッツの前へ。中腰で前へ立つと、土下座状態で頭を上げているロッツの顔が股間の前に来る。さらに屈んで石像の顔を覗き込む。
その表情は酷いものだった。凛々しかった眉はㇵの字にひっくり返り、鋭かった眼光には恐怖がありありと浮かび、涙に濡れている。何より、高い鼻の両穴から、ドロリとした鼻水が伸びに伸びて床へ繋がっている。

「間抜けだ!間抜けすぎる!ロッツが、こいつが、こんな顔で命乞いするなんて!」
中腰にもどり、鼻にちんこをこすり付けてオナニーの道具にする。頼れる学年一の優等生の無様な姿と、仲間の尊厳を踏みにじる罪悪感がセイシロウの興奮を煽っていた。

(ひぎいぃぃ!?くさっ、臭い!汚い!やめろ!バカやってないで助けろ、この変態!お、お゛えぇ゛っ!!ずりゅっ、ずるるるっ!)

石像には嗅覚も残っている。身動きできない状態で鼻に汗ばんだちんこを押し付けられるなど、ほとんど拷問同然の仕打ちだ。
ロッツの鼻はセイシロウの先走りで汚れ、セイシロウのペニスはロッツの鼻水で汚れていく。そのぬめりで滑りがよくなり、さらに激しくちんこを擦りまくる。

「あ゛っ♡お゛っ♡おほぉっ♡で、でるっ!♡」

セイシロウが立ち上がる。3体の石像の中央に戻り、ぐるぐる見渡しながらラストスパートをかけた。

「お゛っ♡お゛ほっ♡イグッ♡イグイグイグゥーッ!♡♡♡んほお゛ぉーーっ!!!♡♡♡」

ぐるりと白目を剥き、口を尖らせて雄叫びじみた喘ぎ声を上げる。

ビュルルッ!ビュクンッ!ドピュッ!ドピュッ!

ペニスから大量の精液が吹き上がる。これまでオナ猿の本性を自覚せず禁欲生活をしていたため、その量は異常だった。ビクビクと下半身を痙攣させて精液を飛ばしまくる。撒き散らされた白濁は3体の石像にも降りかかった。

(うわっ!きたねぇ!)
(ひいっ!べちょってした!なんか熱いよぉ!)
(この馬鹿!見損なったぞ!)

石像の嘆きや罵声など届くはずもない。セイシロウは人目もはばからず強烈なアヘ顔を晒し、ザーメンを飛ばしまくる。そして、長い射精が終わりを迎える。

「お゛っ♡お゛っひょおおぉ゛―――っ!!!♡♡♡」

ひと際間の抜けた奇声を上げて、最期の飛沫を吹き上げた。
と、次の瞬間。

バキバキバキッ!ピシッ!

大股でペニスを扱いたまま、下劣なアヘ顔を張り付けたまま、セイシロウもまた、不格好な石像へと成り果てていた。

「ダンジョン内で自慰行為により射精する」―――。こんなふざけた発動条件のトラップに真面目なセイシロウがひっかかるなんて、誰も想像もしていなかっただろう。

ぴゅるっ。

石になったセイシロウの先端から、瑞々しい精液が迸る。
クラスメイトたちの小便、大便、鼻水と同様、このトラップで石になると、精液が無尽蔵に出続けてしまうのだ。

(ひっ、やら!も、もう!れないっ、かりゃぁ!っ……あ゛ひっ♡お゛へぇっ!♡んほおぉーっーーっ!!!♡♡♡)

セイシロウは発見されるその時まで、射精の感覚を強制的に味わうことになる。もはや拷問も同然だ。

こうして静まり返った空間には、滑稽な4体の石像だけが残された。
石の体から汚物を垂れ流し続ける、下品な少年たちの像が。