放尿ハロウィーン! 常識改変でゴーストタウンと化すニューミリオン - 2/8

それから数日。
ウエストセクターの四人は普段通りの日常を送っていたが、夜中に歩き回って風邪でもひいたのか、四人ともくしゃみや頭痛の症状を訴えていた。とはいえ、熱があるわけでもなく、仕事にも大した支障はないので、誰も重く考えてはいなかった。
この日もパトロールを終えた後、四人で食事をとりながらくだらない映画を見て過ごした。「人食いハンバーガーVS人食いピザ」とかいう、タイトルだけでB級とわかる駄作ホラーだ。こんな映画で悲鳴を上げられるジュニアの純真さに、フェイスは呆れながらも関心していた。
と、同時に、胸の奥に淡い期待を抱いていた。ジュニアはホラー映画を見た夜、一人でトイレに行けなくなるのだ。一度、トイレの前でお化けと間違えられて電撃を浴びせられたことがあるキースが、ジュニアを頼むぞとばかりに視線を向けてくる。迷惑極まりないはずのトイレのお供という任務が、妙に待ち遠しく感じられ、フェイスはジュニアの怯え顔を見つめつつ、ズボンのポケット越しに股間を抑えていた。

そして深夜。期待通り、ジュニアがベッドから起き上がり、同室のフェイスの傍へとやってきた。

「おい、おい起きろクソDJ!」

実はずっと起きてジュニアが来るのを待っていたのだが、悟られまいと悪態をつく。

「ふわぁーあ。なに、おチビちゃん。またトイレに付き合ってほしいの?」
「わかってんなら早く立て!漏れるだろ!」

相変わらず横暴な態度。でも、この子がオシッコをしたくて自分に甘えているのだと思うと、妙に愛おしく思えてくる。
「仕方ないなぁ」などと言いながら、口元は期待でにやけていた。

(俺、どうしちゃったんだろ。男の排泄姿が見たいだなんて、そんな趣味は……)

廊下を歩きつつそんなことを考えていると、頭の中で鐘の音が反響した。美術館で聞いた、カリヨン時計の音だ。

「あれ?今、鐘の音がしなかった?ほら、あの美術館の」
「そ、そんなわけねぇだろ!キィー!お、お、おれを怖がらせようったって、そうはいかねぇぞ!」
ジュニアには聞こえていないようで、意地悪をしたと思われたようだ。涙目で睨んでくるジュニアにドキッとしてしまう。頭の奥では、まだ鐘の音が小さく響いていた。

(まぁ、なんでもいいか。せっかくのチャンスだし、逃す手はないよね♪)

今はただ、ジュニアの放尿シーンを見たくて仕方がなかった。

フェイスの常識が、少しずつ塗り替えられていく。

 

 

 

ジュニアは気が気ではなかった。美術館での肝試しまがいの任務を経て、少しはお化けを克服できたかと思っていたが、全くそんなことはなかった。自分でも馬鹿馬鹿しいと思う映画にすら、恐怖と尿意を植え付けられている。お化けが怖いだなんて、ヒーローとして失格だ。罪悪感と焦燥感がさらに尿意を加速させる。こんな恥ずかしい心、本当はフェイスにだって知られたくはない。ジュニアは強気な態度で恐怖を隠し(バレバレなのだが)、フェイスの腰にくっついてトイレへ向かった。
密着していても、フェイスの股間が盛り上がっていることには気づいていなかった。

ようやくトイレにたどり着いて、フェイスの体から離れる。

「こ、ここで待ってろよ。ぜってーだぞ!」

いつものように念を押すと、いつもとは違うことが起きた。

「俺もついてってあげるよ」

そう言ってフェイスが、ジュニアと一緒にトイレに入り込んでカギを掛けてしまったのだ。居住区画にあるこのトイレはよくある家庭用のもので、洋式便器が一つあるだけの狭い空間である。思いもかけないフェイスの言動に、ジュニアは驚いて口をパクパクさせていた。

「な、な、なにやってんだ。早く出てけよ!」
「あれ?帰っちゃっていいの?」
「よくねーよ!扉の前で待ってろって!」
「俺が一緒の方が落ち着くでしょ。ホラ、手伝ってあげるよ」

フェイスがジュニアの背中を抱え、片手を伸ばしてジュニアの股間に手を伸ばす。

「オチンチン、出して?」

うっとりとしたフェイスの声が、生暖かい吐息とともにジュニアの頬を撫でる。

「ぴぃっ!?」

ジュニアの頭に電撃が走った。ムカつく同期のチームメイトに、ニューミリオン一の色男に、甘い声で囁かれ、顔が真っ赤になる。

「お、お、おまえ、なんか変だぞ……ッ」

震えた声を絞り出すジュニアの脳裏に、今度は鐘の音が響き渡る。カリヨン時計の音だ。

「あっ……」

ジュニアの目が虚ろになった。口をぽかんと開けたまま、無気力にズボンのジッパーを下す。待ってましたとばかりに、フェイスがジュニアのジュニアを引きずり出した。

「アハッ♡ びっくりした。おチビちゃんのくせに、ココは意外と大きいんだね。俺のより大きいかも」

フェイスの声は高揚していた。フェイスの繊細な指が、ジュニアの性器を包み込む。

「や、あァッ♡ や、やめ、ろ、よォっ♡」

やめろと言いながら、ジュニアも大して抵抗しなかった。
フェイスが小さな子に用を足させる父親のように、ジュニアのペニスを便器の上で支える。

「ホラ、解き放っちゃえ♡」

フェイスが艶のある声で囁く。それがトリガーになった。

「あっ、あっ♡」
ジュニアのペニスの先端から、ちろちろと黄色い尿が出始めた。遠慮がちだったそれは次第に勢いを増し、ジョボジョボと下品な水音を立てて便器へ落ちていく。

「アハッ♡ おチビちゃんのオチンチン、あったかい♡」

耳元でフェイスが歓声を上げる。ジュニアは他人に性器をつままれたまま放尿する感覚に困惑しつつ、異常な解放感を味わっていた。だらしなく顔が歪み、口元がにやける。

「クソDJ……。おれ変だ。なんか、すげー、気持ちいい」
「別に変じゃないでしょ。シーシーすると気持ちいいよね」

フェイスがふざけて指を上下に動かすと、尿のアーチも前後に揺れて便器の中で踊りくるった。二人して、じっと尿の線を眺めている。二人分の興奮した吐息と、ジュニアの放尿音が静かな夜に響く。それに加えて、鐘の音が、二人の頭の中で小さく鳴り続けていた。

「フゥーッ♡」

長い放尿が終わり、ジュニアが大きく息を吐いた。ジュニアの先端から雫がポトポト落ちて、やがて止まる。フェイスがジュニアの性器を軽く振って、尿を飛ばした。フェイスの指先にもジュニアの尿がついていた。フェイスはジュニアに見えないようにその指を舐めた。濃い塩味がした。

「アハッ♡ お疲れ様。気持ちよさそうだね♡」

再びジュニアの大ぶりなペニスを握り、上下に動かす。

「あっ♡ な、なにしてんだ、クソDJ!」
「ついでだから、全部出しちゃいなよ♡」
「あ゛っ♡やめっ、あはァッ♡」

フェイスの手の中で、ジュニアのペニスが熱を帯びて膨れ上がっていく。
されるがままのジュニアは、時おり白目を剥いて舌を突き出し、小さな体を震わせる。そんなジュニアの顔を横から覗き込み、煽るように笑う。

「アハッ♡ おチビちゃんのアヘ顔、かわいい♡」

「で、でる……ゥッ!」

アアッと甲高い喘ぎ声を上げて、ジュニアはビュクビュクと断続的に精液を飛び散らせた。フェイスはジュニアの射精をまじまじと観察した。独特の臭気が鼻をくすぐり、肉棒を握った手からは、ジュニアの興奮がダイレクトに伝わってくる。
若くて健康的なジュニアは、フェイスに絞り出されるまま、精液を飛ばし続けた。ようやく出し切ったときには、涎まで垂らして放心状態だった。

 

 

「アハッ、いっぱい出たね♡」

フェイスはそんなジュニアの顔を覗き込み、笑いかけた。右手でジュニアのペニスをよしよしと撫でながら、左手はズボン越しに自分のペニスを撫でまわす。

(気持ちよさそうな顔しちゃって。こうしてみると、おチビちゃんって結構かわいいよね)

他人の放尿や射精を手伝い、間近で観察して、興奮している。明らかに異常なのだが、フェイスはよくわからない高揚感に胸と股間を膨らませていた。
便器の中には黄色い尿が満ち、濃い精液が浮かんでいる。臭気と熱気と二人の吐息に蒸されて、狭いトイレには淫靡で背徳的な空気が充満していた。

「オシッコしたくなったら、また呼んでね。気が向いたら手伝ってあげるよ」

言ってしまってから、自分でも気持ちの悪いことを言ったと後悔したが、ジュニアの返事は意外にも肯定的だった。

「……好きにしろよ」

ジュニアはいそいそとペニスをしまい、水を流すと、トイレの外へ出た。そしてすぐにいつもの調子に戻って、「早く来やがれ」とがなってくる。フェイスは右手の指についた精液を舐め、ジュニアの雄臭さを確かめた後、
「はいはいっとー」
いつものように返事をして、いつものように二人で部屋へ戻った。
ジュニアは全部出し切ってスッキリしたのか、ベッドに横になるなり寝息を立て始めた。フェイスはそれを確認すると、ジュニアのものを握ってから洗ってもいない手で自らのペニスを握り、先ほどの出来事を思い出して自慰にふけった。

静かな夜に、鐘の音だけが小さく鳴り続けていた。