「さて、余興は終わりだ」
淫魔が床に転がった少年たちから、魈に視線を戻す。鍾離は腕を組み、目を閉じて何かの気配を探っている。
「ふむ。どうやら他の原神たちは皆淫欲に屈したようだな。お前で最後だ、魈」
凛とした声で宣告する鍾離だが、その言葉には「お前が堕ちればようやく自分も射精できる」という期待が込められている。股間でビクビク震えているみっともない巨根がその証だ。
「無駄だ。我は屈せぬ」
魈の体は休むことなく触手に責め続けられていたが、その分慣れが出てきた。これならば耐えきれる。魈が勝利を確信した時だった。
「ふん。その言葉、忘れるなよ。では、その覚悟、見せてもらおうか」
淫魔が魈の性器の前に手をかざす。それを咥えていた触手が引っ込むと、魈のペニスに異変が起こった。
(……なんだ?妖術の類か。無駄なことを)
股間が妙にムズムズする。膨れ上がる性欲。
いや、膨れ上がったのは性欲だけではなかった。
股間が妙に重い。己の中心の存在感が増していく。
鍾離やタルタリヤ同様、性器が肥大化しているのだ。
「な、な、なッ……!?」
魈の顔がみるみる蒼白になる。
肥大化のペースが尋常ではない。鍾離のモノの大きさなど優に超えている。
さらにむくむくと膨れ上がり、ぼってりと垂れ下がったかと思うと、勢いよく勃起してその全貌を現した。
「ひッ……ひいい゛ッ!!?」
己の下半身を見た魈が彼らしくもない素っ頓狂な悲鳴を上げる。
「わ、わ、我の!我の、陰茎がっ!?な、な、なんなのだ、これはッ!!?」
中空に屹立する魈の男根。それはもはや巨根などという言葉すら生ぬるい。
太さも長さも並大抵ではない。魈自身が両手で抱えられるほど、異常なまでの質量を持った巨大なモノへと変貌していたのだ。
「なっ……!?くっ、なんという大きさだ。感度数万倍といったところか」
あまりに巨大な肉の棒。これには鍾離も目を見張る。
「しかし、この俺よりもデカいとは……俺が魈に劣るとでもいうのか。遥かに年長の俺が、魈の半分もないクソ雑魚粗チン野郎だと……!はぁっ♡ はぁっ♡ おッほォッ!♡」
完全にマゾヒストと化している鍾離は、男性器の大きさで魈に負けたという劣等感にすら欲情し、飽きもせずにペニスを弄り回している。いくら扱いても射精できないというのに、にへらと下品な笑顔を浮かべて自慰に興じる岩王帝君。
一方の魈は、無限に湧き出す性欲と精液によって地獄の苦しみを味わう。
「ば、ば、馬鹿な!こ、こんな……ひぎいいっ!!♡♡ あッ!♡ 我の意識が、全て魔羅にもっていかれる……ッ!既に十回以上イッてるのというのに、こんなチンポでは……!うあ゛ぁっ……!ンホオオオオオオ゛ッ!♡♡」
大きい分だけ性感も桁はずれで、触られてもいないのに派手に一発射精する。量も刺激も相当なもので、寡黙な少年仙人は野太い悲鳴を上げて滝のような精液を垂れ流す。
「はひっ♡ はへぇっ♡ ……ほぉうっ!?♡♡♡」
涎と鼻水をぶら下げて放心していたのも束の間、イッたばかりの巨根に触手が巻き付く。まるで大木に絡む蔦のようだ。そうしてぬめった媚毒を塗り込みながら締め付ける。萎える暇もなくガチガチにそそり立つ巨根の重みで、魈の体が揺れる。
「おほおおお゛ォ゛ッ!!♡♡ や、やめろっ!こんなモノに巻き付くな!わ、我は負けぬぅっ!夜叉として、こんな低俗な責めに屈するわけには……うああ゛ッ!や、やめぇ゛っ……!んひいいいぃィッ!!♡♡」
白目を剥いて再び大量の精液を放つ魈。その間、尻の中にも触手が入ってゴツゴツと腹の内側を擦っている。
触手の粘液と自らの精液でドロドロの巨根は、休むことなく何度でも立ち上がる。
(ん゛おおおおお゛っ!♡ ヌルヌルした触手が我のデカチンを擦ってきおるぅ!ケツもドチュドチュ付きまわされてぇっ……おッほおおォッ!♡♡ 気持ち悪いのにぃ!これ、ヤバイィッ!♡ らめえっ!♡ これ以上はぁっ!♡ ぐううっ!ダメだ!璃月の民のため、ここで我が折れるわけには……!)
ここに至っても最後の気力を振り絞り、必死で自我を保つ。尋常でない精神力だ。
その様子を見た淫魔は満足気に口元を歪めた。辺りを見回すと、巨根を振りたくって悶絶する魈の傍には、アヘ顔で淫語を連発し触手の苗床として快楽に溺れ切っている二匹の少年が転がっており、さらには鍾離がガニ股で自慰にのめりこんでいる。
「どれ、趣向を変えてみるか」
淫魔が鍾離の方へ歩み寄り、その男根に手を差し伸べる。
「お前と違って大した聖人だな、この仙人は。こやつの努力に免じて、お前に褒美を取らせよう。精を漏らす権利だ」
「なんと。いいのか。それはありがたい!」
鍾離の肉棒に光が当たる。しばらくして、その鈴口からクチュクチュという水音が響いてくる。
「おっほ!♡ 出る!出せるぞぉ!ほへええ゛ぇ~~ッ!!」
鍾離は魈の痴態を肴にあっさりと精を吐き出した。……つもりだったが、派手な射精とはいかず、ねっとりとした臭い白濁の塊がどろりと勢いなく漏れ落ちただけであった。
「お゛ッ!♡ お゛ッ?♡ おほォッ!?♡ い、イ゛ってないっ!?♡」
「精を漏らす権利といいったであろう、馬鹿め。ふふっ」
鍾離に与えられたのは射精する権利ではなく、先走りを漏らす権利にすぎない。だが、それこそが魈を絶望の縁へ追い込むための布石であった。
鍾離が精液を漏らしたことで、ある異変が生じた。
「あへへっ♡ チンポもケツマンコもぉ♡ もっとグッチョングッチョンにしておくれぇっ♡ エロ同人みたいにぃ♡ あへっ!♡ あへへへえぇ~~……ほぎょおっ!!??」
「えへへぇっ!♡ おちんちん! ドピュドピュするのっ♡ きもひぃよぉっ!♡ んひっ♡ またイグッ!♡ えへぇっ♡ んっほほおおぉ~~っ…ホゲエッ!!?♡」
ピシィッっという硬質な音が響いたかと思うと、行秋と重雲の下品な嬌声が突然途絶えた。肌の色が変わり、身体が見る見るうちに固く冷たく変わっていく。下半身から上半身、そして顔へと変色が広がり……。
「ひっ……体が……石に……っ! や、やだ……っ、こんな、姿でっ……おほおお゛ッ!♡」
「えへっ♡ んへえっ♡ ちんちん、石になったのに♡ どぴゅどぴゅ、止まんにゃい♡ お゛ッ、ッッひょおおお゛ォォォ゛~~~~んお゛♡」
短い断末魔を残して醜いアヘ顔で表情が固定され、二人は完全にただの石の塊へと変わり果てた。
鍾離の精液に封じられていた石化の力が先走りとして漏れ出たことで、すぐそばにいた無抵抗で無力な原神たちが影響を受け、哀れにも物言わぬ石像へと変じたのだ。
「しょ、しょん、なっ……」
魈は自分の巨根越しにその様子を見ていた。二体の情けない石像には未だに触手がまとわりつき、壁部の空洞や股間の突起から生の残滓を搾り取っている。
守ろうとしていた璃月の民がいとも簡単にモノへ成り果てたことに、魈は絶望し、恐怖した。
「い、いや゛だ……っ!わ、我は、あんな風に、色に狂った醜い姿で、石になど、なりたく、ないぃっ……!……んひいいいィ~~ッ!!♡♡」
元より限界寸前だった。今もなお馬鹿でかいペニスを触手に扱かれ続け、尻の穴まで犯されているのに、目の前で快楽に堕ちた者の末路を見せつけられては、さすがの魈の精神力も持たなかった。巨根と尻の刺激で再び大量に射精させられ、己の限界を悟る。
(ふひっ、ひぃっ、んひいぃっ♡ これ以上は、体どころか頭までおかしくなってしまう。もう耐え切れぬ。皆、すまぬ……)
目の前の少年すら守れなかった無力感、そして尊敬していた鍾離への失望も相まって、魈の心はついに折れてしまった。
「も、無理ぃ……っ!わっ、我の負け……」
「おっ?無理と言ったか?俺を差し置いて好き放題射精しておいて、今更降参する気か?」
「へっ……?」
葛藤の末に絞り出した魈の降参宣言を、鍾離が阻む。
「情けない。チンポがでかいだけが取り柄のクソ雑魚仙人め。契約違反は許さん。お前は岩食いの刑に処す」
「いっ、やだ、やめてっ!お赦しをッ!もう二度と逆らいません!どうか、我は、我だけでも、お、お助けくださいぃッ!ひいいっ!」
鼻水まで垂らして懇願する魈。ゆさゆさと体を揺するたびに巨大なペニスが左右に震える。
だが必死の命乞いも虚しく、鍾離はゆっくりと魈に歩み寄る。尻に入っていた触手がこれから起こることを察して素早く退避すると、ぽっかりと広がった魈のアナルが丸見えになる。ソコもまた命乞いでもしているかのように、惨めにヒクついて汁を垂らしていた。
「しょっ、しょんなっ!ひいいいいい゛っ!!鍾離様あああッ!!てい、帝君ッ!!お赦しをッ!!お赦しをおお~~ッ!!」
鍾離が片手を振り下ろした瞬間、地面から勢いよく岩の杭が飛び出し、ぱっくり広がった魈の肛門に突き刺さった。
「お゛っ!?オ゛ッほおおおおおお゛ォ~~~ッ!!?♡♡ イグイグイグウウ゛ゥ~~ッ!!♡♡ おン゛ごおおお゛オオオォ゛~~~っ!!♡♡♡」
岩で尻を貫かれ、白目を剥いて絶叫する魈。その巨大な肉棒からは濃い精液が間欠泉のように吹き上がり、魈自身の全身を白濁に染める。開きっぱなしの口からは、唾液とともにおぞましい断末魔が耐えることなく吐き出されている。
「オオオオオオオ゛ォォォ~~~ッッッ!!!♡♡♡ ンゴオオオオオ゛ォォォ~~~ッッ!!!♡♡♡」
「顔に似合わぬ獣のような断末魔だな。さすがのお前もこれには耐えられまい。……しかし羨ましい♡ なんて無様で幸せそうな顔だ。ああっ♡ 俺も思う存分精液をぶちまけたいっ♡ お゛っ♡ おほっ♡」
魈の凄惨な射精をオカズに、本日何度目かもわからぬガニ股オナニーで盛る鍾離。しかし今回の自慰は手ごたえ……もといチンごたえが違う。
「オッ♡ オ゛オンッ♡ そ、そうか。これで璃月の民は全て淫魔の手に堕ちた。契約を履行した今ならば……♡ 喜べ、魈♡ お前の命を助けてやれるぞ。俺の、精液(ちから)でなっ!♡」
契約は成った。鍾離が手を貸したおかげで璃月の全てが淫魔に屈した今、淫魔も鍾離に対価を払う必要がある。鍾離の射精を許可する……たったそれだけの見返りを。
「はぁっ♡ はぁっ♡ ……オ゛ッッホ!♡ 射精るっ!♡ 射精せるぞっ!♡ 今こそ、溜めに溜めた精液をぶちまける時……!おほっ♡ お♡ ォおッほおおおおおお゛ォォ~~!!!!!♡♡♡♡」
鍾離が口を目いっぱい尖らせ、寄り目になって絶叫する。そしてついに、そのペニスからドピュドピュと大量の精液を吐き出した。
「はひいいい~~ッ!!♡ キタぁッ!♡ 出てる!♡ 出てるぞおおぉッ!♡ オ゛ホォッ!♡」
搾り出すように長いペニスを上下に動かし、ドロドロの臭い精液を地面に撒き散らす。
……石化の力が溜められていた精液を。
「ひっ!やめ……ほへえええ゛ぇぇーーッ!!♡♡♡ お゛ごォッ!♡」
目の前にいた魈の身体が、瞬く魔に石へ変わっていく。大きく股を開き、腕を掲げ、苦悶に満ちたアヘ顔で。璃月のため一人果敢に淫魔に立ち向かった孤高の仙人が、物言わぬ冷たく固い像へと落ちぶれていく。
完全に石くれへと変わり果てた魈。その股間には、滑稽なほど巨大なペニスが、野太い石の棒となって天を衝いている。その先端からは耐えることなく精液が流れ続け、それだけが唯一、コレがただの石ではなく、生命の宿る生きた石像だということを示していた。
「はぁっ♡ はぁっ♡ 完全に石と化したか。ふっ、尻に刺さった岩が支柱となって、躍動感のある像になったではないか。意識は残しておいてやった。そこで永劫に射精し続けるが良い。……ああっ!なんと品のない、間の抜けた顔だ!なんと醜い姿か!♡ こんな姿で未来永劫射精し続ける生き地獄を味わいながら衆目にされさるなど!♡ んふっ♡ 想像しただけで♡ 俺も、何度でも、イケる!♡ 出しまくれるぞぉッ!!♡♡ おお゛ッ!♡ 」
念願の射精が解禁された鍾離。その性欲はこんなものでは収まらない。魈の石像と向き合いながら、大きく開いた股をへこへこ前後に動かして、狂気じみた顔で渾身のオナニーを繰り広げる。
「お゛ッへええええ゛ェ~~ッ!!♡♡♡ はぁっ、はぁっ♡ うへへ♡ 射精さいこぉっ♡ 魈にぶっかけるのたまんねぇっ♡ えへっ♡ あひっ♡ あへへぇっ♡」
二度三度と、休むこともなく射精を繰り返す鍾離。そのおびただしい量の精液によって、魈の石像はまるでコーティングされたようにベトベトの粘液塗れとなり、醜い姿をさらに醜く汚されていった。
「はひぃッ!♡ うひっ♡ ほひい゛ぃぃぃ~~~ッ!!♡♡♡♡ おっっひょおおお゛ぉ~~~ッ♡♡♡」
間抜け面で奇声を発して無限に精液を撒き散らすこの男が、かつてこの地を統べる神だったなどとは誰も信じられないだろう。
だがその証として、この盛大な射精によって多くの原神たちが人間を辞めることとなった。
各地で狂態を演じる神の目を持った人々は、鍾離の射精によって解き放たれた力の影響を受け、一人残らず石像へと変わってしまったのだ。
変態行為の途中で石化したため、彼・彼女たちは、市井の庶民から国政の中心人物まで皆が皆、魈や行秋たちと同様に卑猥で滑稽な姿のまま固まり、その痴態を永久に晒し続けることになる。
璃月中の原神たちが石と成り果てた頃、鍾離の長い長い射精はようやく終わりを迎えた。
「ふひぃっ♡ ほひっ♡ お゛ッほ♡ おオ゛ッ♡ 子種撒き散らすの、たまんね♡ ㇵハァッ♡ はひっ♡」
精液まみれの地面に仰向けに転がり、萎えた巨根から残滓を垂らしてぴくぴくと痙攣する鐘離。だらしない顔から涎を零して余韻に浸っている。
淫魔はその一部始終を冷笑を浮かべて眺めていた。
「射精と引き換えに無辜の民をこのような姿に変えるとは、見下げはてた神よ。神が神なら仙人も仙人。あれだけ大口を叩いておきながら、命乞いの末このように無様な石像に堕ちおって。まあよい、暇潰し程度にはなった。さて、そろそろ最期の余興だな」
「ほひ~~っ♡ おほぉ~~♡…………。……っ。」
しばらく伸びていた鍾離であったが、強烈な余韻が冷めると同時に、思考も冷静になっていく。
「……っ!?お、俺は一体。……くっ、淫魔め、よくも俺と璃月の民を弄んでくれたな。許さんぞ……!」
淫魔への隷属、快楽への耽溺、頭にかかっていた淫靡な靄が晴れ、邪神への怒りが鍾離の目に光を戻す。
射精のしすぎで体力を消耗し精神もすり減っているが、重すぎる巨根を片手で支え、ふらつきながらも立ち上がる。
「ほう、まだ立ち上がる気力があるか。常人であれば脳が焼き切れて死んでいただろうに、そこは腐っても神だな」
淫魔はわざとらしく嘲笑う。
精液が滴る長大なペニスをぶら下げているにも関わらず、鍾離の表情は凛々しく、静かな怒りに満ちている。
「黙れ。これ以上貴様の思い通りにはさせん。お前は見落としていたのだろうが、お前と交わした契約には、こんな項目が盛り込まれていた。俺が射精を果たした時、この世で最も下劣で醜悪な魔神に裁きを下し、その肉体と精神を封印するとな」
「ほう」
「今こそ最後の契約を果たす刻……。天道、ここにあり。賎劣なる邪神よ、これまでの愚行、冷たい岩の中で永劫に償ってもらう。壁立千仞!」
轟音が鳴り響き、地面から文様の刻まれた四角柱の岩が勢いよく飛び出す。
砂埃が舞い上がり、そして舞い落ちた時、一柱の魔神が、文字通り一本の柱へ封じられていた。