無様エロ
※『極上の豚肉』の続編です。 「はん、ここが例の森か」異様な木々が立ち並ぶ薄暗い樹海。多くの冒険者が消息を絶った魔の森に足を踏み入れ、少年は忌々しそうに顔を顰めた。見渡す限りに広がった木々。足元…
マジキチクエストⅠ-1※
古来、大陸に伝わる伝説、十大淫魔。人間の痴態を肴に、人間の体の一部や体液、排泄物などをエネルギーとする10柱の強大な悪魔。人々は長きに渡り、彼らに虐げられ、それでも抗い続けていた。大陸の中心、聖王国の宮廷は、魔王のアジトとなるダンジョンを見…
マジキチクエストⅠー2※
「うくっ……こ……ここは……?」赤茶色の壁と床に囲まれた殺風景な部屋で、少年賢者リアンは目覚めた。ゆっくりと立ち上がり、ローブの裾をポンポンと払う。あたりには、誰もいない……。「ああ、そうだ……。キルファがやられたんだ……」落ち着く暇もなく…
マジキチクエストⅠー3※
「ねえ、キルファ」「ん?なんだよ?」「僕、勇者になれるかな?」暖かい木漏れ日の降り注ぐ街道を、2人の少年が並んで歩いていた。背の低い方の少年が呟いて立ち止まると、大きい方の少年も歩みを止め、じっと彼の顔を見つめた。「大丈夫だよ、今更何言って…
Dr.ゲドー診療所※
昼間でもすっかり肌寒くなり始めた秋の午後。いえ、もう日は傾いていますが。精神科医というのも昨今は随分と忙しくなっちゃいましたが、まぁ私のような怪しい開業医を頼ってくる人は少ないものでして。今日はもう予約の患者さんは皆さん帰られましたし、どう…
Dr.ゲドーVS天才ハッカー(後編)
※『Dr.ゲドーVS天才ハッカー(前編)』の続編です。 ……危ないところだった。赤峰健太は、パソコンを抱えて街を歩きながら、ほっと息を吐いた。天才ハッカー、ヘラクレスともあろうものが敵の仕掛けた…
Dr.ゲドーと男根信仰(中)
※『Dr.ゲドーと男根信仰(上)』の続きです。 やれやれ、この二崎(ふたざき)という男。伝説の壊し屋だかなんだか知りませんが、催眠にかかってしまえば大したことはありませんね。懐からジャックナイフまで取り出し…
Dr.ゲドーと男根信仰(下)
※『Dr.ゲドーと男根信仰(中)』の続きです。 無情な恐喝屋、二崎が醜いブタに成り下がってから数日。京都の珍宝寺に泊まり込んでいた私は、珍念和尚とともにパソコンの画面を覗きこんでいました。悪徳企…
兄と弟2 (後編)
※『兄と弟2(前編)』の続きです。 「おまたせ、光也くん。恭介さん。」フェラが終わり呆然としていた兄弟に、ショウタがニコニコしながら近づく。「ふふ、こうして見ると、やっぱり兄弟だね。光也くんの方…
2人のナイト※
俺には、4つ上の兄がいた。若くして王国騎士団の部隊長だった兄は、剣技に優れ、冷静沈着。女からもモテたがそんなものには見向きもせず、日々真面目に鍛錬に励んでいた。俺は兄のような立派な騎士になりたくて兄に指導を願ったが、「邪魔だから近づくな」と…
帝国の落日・被虐の騎士※
『帝国の落日・プロローグ』の続編です。 「どこだ………ここは」目が覚めると、真っ白な空間だった。家具も何もない、全面白塗りの密室。ただ、天窓から差し込む光が壁や床に反射して、妙に眩しい。そして、そんな純白の…
帝国の落日・裸の王様(前編)
『帝国の落日・被虐の騎士』の続編です。 「じゃあゼラス、気をつけて行ってきてね」「ああ……。心配はするな、すぐに終わらせる」出陣前の挨拶にきたゼラスに、ハーヴェルは宝剣を手渡しながら言った。「ダ…