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Dr.ゲドーと男根信仰(中)

※『Dr.ゲドーと男根信仰(上)』の続きです。   やれやれ、この二崎(ふたざき)という男。伝説の壊し屋だかなんだか知りませんが、催眠にかかってしまえば大したことはありませんね。懐からジャックナイフまで取り出し…

Dr.ゲドーと男根信仰(下)

※『Dr.ゲドーと男根信仰(中)』の続きです。    無情な恐喝屋、二崎が醜いブタに成り下がってから数日。京都の珍宝寺に泊まり込んでいた私は、珍念和尚とともにパソコンの画面を覗きこんでいました。悪徳企…

兄と弟

「光也、友達でも来てるのか?」光也が居間でゲームをしていると、部活を終えて帰宅した兄が、ドアから顔を覗かせて声をかけてきた。「そーだけど」「あ、矢倉先輩。邪魔してまーす」「こ、こんにちは」顔も向けない弟に代わり、友人たちが返事をする。「おう…

兄と弟2 (後編)

※『兄と弟2(前編)』の続きです。    「おまたせ、光也くん。恭介さん。」フェラが終わり呆然としていた兄弟に、ショウタがニコニコしながら近づく。「ふふ、こうして見ると、やっぱり兄弟だね。光也くんの方…

帝国の落日・裸の王様(後編)

『帝国の落日・裸の王様(前編)』の続きです。   調教4日目いつものように2人が部屋に入ってくると、少年王はハァハァと息をつきながら、トロンとした顔を向けた。「おいおい、昨日まではかっこよく睨み付けてきたくせに…

性剣ファルシオン

「婚約?君とウードがかい?」ヴァルム帝国領内の駐屯地。イーリス聖王国軍の軍師ルフレは、王子クロムの娘、ルキナと向かい合って座っていた。驚いた様子のルフレの声に、ルキナは静かに頷き、出された紅茶に少し口をつけて物憂げに続けた。「ええ、それでそ…

利家とまら

「前田軍の皆様、本日も昼餉は、いつものごとく、まつ特性名産なんでもおにぎりにござりまする」「ひゃっほー!待ってましたぜ!」「よーし、みんな、食え食えー、ははははは」加賀の国、手取川。前田家当主、前田利家は、大勢の家臣とともに、最愛の妻・まつ…

ブチ込め!

「やっべ、すっかり遅くなっちまったな」午後10時。ふと時計を見上げて、半座龍之介は額ににじむ汗をぬぐった。数日後に大会を控えている。皆が帰った後、顧問の菅野に無理を言って武道場の鍵を借り、一人で形の稽古を続けていた。「いい加減帰らねぇと。あ…

放課後の茶来くん

「自主トレは疲れるなー。すっかり遅くなっちゃたよ」弱小野球部のキャプテン(のようなもの)も楽じゃない。後輩と矢部くんの面倒みてから自分の練習にかかったものだから、すっかり日が暮れてしまった。明日も朝練だから早く帰ろう、と繁華街を歩いていると…

どうしたって叶わない絵空事だろうが

僕の兄さんは、悪魔だ。だからこそ、危険だし監視が必要だからという名目で、無理言って2人部屋にしてもらった。兄の方も露骨に嫌がっていたものの、「祓魔師になりたいなら、少しの不自由くらい我慢しないと」と言えばどうにか納得してくれた。それはいいん…